カテゴリ: プロペラのお話

引き続き秋晴れとなった土曜日(^^)

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そんな本日は暖かく、琵琶湖も穏やかで、
絶好のクルージング日和ですね(^^)

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っと、マリーナの日常を写真二枚で締めくくり、、、

そろそろ時間稼ぎも限界になってきたところで、
ええ加減
『プロペラのお話最終章!!』
を〆させて頂きましょうか(^^) ← 打ちながら気が変わるかも知れませんが、、、

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さて、前回(参照)はパッケージボートのマッチングについてで止まっておりましたが、
一般ユーザー様が見れる資料としましても、
各メーカー共、このような『目安』(=標準)資料を大体準備しています。。。

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が、あくまで『目安』と申しましたのは、
下の前回登場したパッケージボートな『サルパ』を見て頂いても分る通り、
スパンカー付けたりソナーのブラケット付けたり、
はたまた日本海だと大きなアンカーリールを付けたりと、
色々と艤装をして重量が換わるんです。。。

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そこへ来て、搭載燃料の重さや、
オーナー様によっては定員イッパイイッパイで乗ったり、
ほとんど独りで釣りをしたりと、
さらに重量が違ってきます。。。

なので、メーカーさんによっても、
マッチングをどのような状態で決めているかの差がありますので、
あくまで『目安』な訳です。。。(ーー)

で、パッケージボートの場合は一応の目安が出ておりますが、
下のようにエンジン単体や地場造船で新造したらどうなるの?

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って、一寸難しくなってくる所には、
これまたメーカーには資料が存在する訳ですが、(多分各メーカー共。。。)

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よく読んでもやっぱり『目安』。。。^^;

そして、新造船だと下の写真のようなデータを提出して、、、

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船主さんの希望速力や使用法に沿ったプロペラをプロペラ屋さんで設計してもらう訳ですが、
こちらも計算だけでは完璧には行かず、、、
修正をかける事も多々あります。。。

ほな、結局の所『マッチング』というのはどうするのか?
と言うのを管理人的に解くと、、、

それは、淡水なのか海水なのか、
使用海域は何処なのか (塩分濃度で浮力変わりますから、、、)
さらにどのような遊び方をするのかによって、
材質の選定から始まり、
ブレードの枚数にピッチを (国産だとダイヤの選択は限りなく少ない、、、)
メーカー資料などからそこそこ決め、
後はやっぱりプロペラ交換しながらテストランを繰り返し、
エンジン負荷や(最近のエンジンならPC繋いだり、ディーゼルなら排気温ですね)
低速からトップまでの回転・船足を見つつ『理想』に近づけて行くと言ったところです。。。^^;

ま、その時の乗船人数・燃料や搭載品の重量にもよって変わる訳で、
どの辺りで『自分が納得するか』という所ですかね^^;

ちなみに、プロペラの選定を誤ると、
回転があがり過ぎてオーバーレブしたり、 ← 立ち上がり重視にセッティングしてる方はご注意!
燃費を良くする為にピッチ上げたはずが、
エンジンに負荷がかかり過ぎて、 ← ピッチ上げ過ぎるとエンジン負荷だけでなく、スリップロスも増えます。
逆に悪くなったり、、、
その他、以前お話したキャビテーションによってプロペラがやられたりします。。。

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求める方向性によってプロペラ選定は変わるのですが、、
パッケージボートだとあまり極端にピッチやダイヤを変えると、
エンジンや燃費にはよろしくありませんのでご注意を(^^)

っと言う感じの中途半端な〆になってしまいましたが、、、、

最終話を散々悩んでたのは、
文字も多くなってしまうところに、
あまりにも一艇一艇のコンディションや使用方法が違うので、
一概に『こうですよぉ~(^^)』って書けないからなんですよねぇ~、^^;

そんなところで、
長々と、
不定期連載『プロペラのお話』にお付き合い下さり、
ありがとうございましたm(__)m

ちなみに、今回は結構頑張って書いたので、
忘れないうちに書庫を作っておきたいな。。。


ヤンマーマリーナ

抜けるような青空で始まった本日の琵琶湖(^^)

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しかし、そんな夏のような空とは裏腹に、
管理人の頭の中はと言えばこんな具合に、、、、、



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『うぅ~む、、、(ーー; )』と言った感じで、

やはりこちらの物体の最終章を、

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どう進めるかなぁ~(ーー; )






『うぅ~む。。。』






『うぅ~む。。。』









『うぅ~む。。。』

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なぁ~んて、悩んでいる間に何時の間にかサンセットなお時間、、、(汗)


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ええ加減先に進みませんけど、
やはり明日以降に続きます。。。^^;
 
(って言うかソロソロ皆様飽きてるかな?)

ちなみに、昨日スルドイコメント頂いていたんですが、
わざわざデスクの上で競艇ペラを撮影したのは、
やはりこちらのイベントのコマーシャルも兼ねてです(^^)
(チラシ作りながらブログ考えてたんでね。。。)


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そんな訳で、
こちらのチラシも近々アップさせてもらいますね(^^)

って、それより先にプロペラのお話を完結せねば、、、
(あぁ、、、二日連続の時間稼ぎ、、、)

それでは、明日からの週末、
またまた暖かくなるようですので、
皆様のご来場お待ちしておりますね(^^)


ヤンマーマリーナ

この所休みあけは快晴と言ったところの琵琶湖、、、(ーー;

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一寸風が強いですが、
本日も快調に工事が進んでおりますね~(^^)

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っと言う件でくれば、
またまたネタが無いのか? てな感じですが(笑)
(就業時間中、決して暇してる訳ではないですよ^^; )
不定期連載と言いつつも、
そろそろコイツを終わらせなければならないかな、、、てところで、
『プロペラのお話最終章!!』

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はい、色々とウザッタイぐらいに語って(タイプして)来た今回の企画ですが ^^;
残りはこんな濃ゆい記事を懲りずに読み続けて下さった
読者皆様が一番気になるプロペラマッチングですね(^^)

ま、マッチングと言っても一言では非常に語り難く、
たとえば上の競艇用プロペラなんかで考えると、
それこそ種類もイッパイあるようですが、
毎度くじ引きにてエンジンを決めるが故に、
ホント最後の『微妙』なところは選手の皆様がコンコン☆と、
叩いて微妙なピッチの修正をしてマッチングを出していらっしゃったりするのは、
皆様がご存知のところ。。。。 ← 最近は叩かないのかな?

して、コレを皆様がお乗りなサイズのボートに当てはめると、
『じゃ!どのプロペラが一番ええねん!?』って感じですよね^^;

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そして、国産艇・輸入艇に問わず、
パッケージボート(エンジンが既に載っかてる奴)には、
最初からプロペラがセットされている訳ですが、

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それは果たして最適なのか!?


















それは、、、、



















それは、、、、



















『うぅ~ん。。。(ーー; 』










もう一寸考えをマトメさせて下さい^^;

(パッケージボートのマッチングは条件によります。。。)

実は、最終章を書くに(打つに?)あたり、
奥の深いマッチングというテーマ故、
考えをマトメルのに結構悩んでまして、、、
それで長々と引っ張ってたんです^^;

なので、
もう少し皆様お付き合いをm(__)m


ちなみに、管理人的にもスッキリ終わって、
そろそろ机の横に堆く積み上げられた資料を除けたかったんですけどね ^^;

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てな訳で、つづきます。。。



ヤンマーマリーナ

微妙な天気となった木曜日。。。

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そんな本日は休み明けでチョロっと忙しかったりした管理人(ーー; むぅ~

っとなると、またまた資料を用意出来てなくて、
短いお話になりますが^^;

今回は、パンツの穴 (菊池桃子の映画でしたっけ、なつかしい、、、) ならぬ(笑)
プロペラの穴 ってところで、

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『第3.9回プロペラのお話!』

はい! 忘れてませんよ~!!
前回 .8 回なんてマタマタ中途半端だったのは、
穴の為に残しておいたんです(^^)

さて、それでは本題に進んでいきますね(^^)
まずは上の写真を見て頂くと、ステンレスプロペラのお腹に、
黒いプラスチックの蓋がついておるんですが、
この蓋、実は4種類ありまして、
用途によって選べるようになっております(^^)

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で、この選べる蓋なんですが、
黒いドライブのマーク&マーキュリーさん的な呼び名でいくと、
PVC、パフォーマンスベントシステムという感じです。。。
そして、どんな働きをしているかといいますと、
写真撮りに行っても真っ暗なので、
ネットから拝借した8型の写真使わせてもらいますが、
プロペラがこんなキツイピッチだと、
水をガッチリかんで、
立ち上がりはエンジンしんどいですよね~^^;


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ま、元来自動車のように変速機が無いボートは、
スタートからトップスピードまでを、
車で言うところのセカンド(2速)かサード(3速)で賄っているわけですwww

なので、トップスピードにあわせたキツイセッティングのプロペラだと、
立ち上がりはキビシクなるといったところなんですが、
先ほど出てきたPVCを穴開きのモノにしてやると、
上の上の絵の通りにプロペラ周辺にPVCから排気圧によって出た気泡が出来、
水の密度が下がるので、立ち上がりの低回転でパワーの出ていないエンジンでも、
軽くプロペラを回せるようになるんですよねぇ~(^^)
※上のようなサーフェースペラにだと、
直接パイプをプロペラ寸前に持ってきて空気を吸わせます。。。

ま、後は穴の計を調整しながら様子を見ていく訳ですが、
大きすぎてもロスが多く、
小さければ効果が少ないといった感じです(^^)

ちなみに、16・7年前だったかに、
マークさんがデュオプロをはじめた頃、
普通のドライブと比べると、あからさまにセッティングの高い、
やる気なサーフェースドライブがあったんですが、
(スミマセン、ネット徘徊したんですけど、綺麗な写真が無く、、、カタログ引っ張り出してきて撮ったんで、、)

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こいつの場合は、
スタートの時しかプロペラの半分から上の部分は水に浸かりませんので、
(航行中はプロペラの下半分が水を掻いて進みます。。。)
ちっぽけな穴ではなく^^;
潔くプロペラ前面に排気口を持ってきてました(^^)
(でもこのドライブ付けるような船は大概空中排気だと思うんですがwww ベロー外してれば負圧で吸うかな^^; )

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っと、見た目に当時は斬新だったんですが、
現在全く見ないこのドライブ、、、  ← ネットでも出てきませんでしたしwww
何処へいったんでしょうね^^;

てな具合で穴からマタマタ脱線してしまいましたが、
長かった第3回も終了~(^^)
やっと次の回へ進めます♪


ヤンマーマリーナ

本日も凪ぎな琵琶湖でございますが、
なぜだかいきなり夜景で始まる今宵のブログは、、、

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気付けば写真を撮るのも忘れていた、、、
っと言うことで^^;
『第3.8回プロペラのお話!』
して、なぜ3.8回という中途半端な事になるかと申しますと、
デュオプロのお話をしたからには、
他社品と言えども VOLVO PENTA の IPS から始まった、
この手のドライブを紹介しない訳にはいかないな、、、、と^^;

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そして、基本的には管理人の知識&経験(記憶?)をほじくり反して書いている今回のシリーズ。。。
ですが、看板の入ったブログ、、、
やはり間違った事は書けませんので(笑)
それなりに資料を確認したりして結構時間がかかってるんですが、
『気付けば夜景、、、』な本日は、
全く資料を集めていなかったので^^;

お手軽にネットで情報を集められる、
最新のハイテクドライブの紹介をさせて頂きます。。。(あはは、、、)


ま、この手のシリーズ、若干各社で違うものの、
推進効率だけでなく、 ← 後で紹介します。。。
基本的には下の写真のように機掛けにて威力を発揮するわけですが、

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基本的な作動原理というか、
ノズルが片舷づつバラバラに動かせる、
業務艇のウォータージェットでは昔からあった下のような、
普通のシャフトやドライブ艇では出来ない、
平行移動といった操船方法を、

※ ウォータージェットが出てきたので一寸説明しますと、
こちらも前回散々触れたキャビテーションとは無縁です。。。
しかも、高速航行時にも高回転・高圧力が維持出来るので高速船に向きますが、
エネルギー効率はプロペラに劣り、 ← メリットもイッパイありますよ^^;
低速域では効率が悪いので大型船には採用されません。。。

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熟練度を全く必要とせず、 
コンピューターが素晴らしく発達した昨今、、、
ジョイスティック一本で
やってのけてしまうんですよねぇ~(^^)

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ま、腕に覚えのあるものならば、
離着岸は、風が吹こうが流れがあろうが、
『船の運転ってカンタンなのねぇ~(^^)』って、

言われるぐらいスマートに決めてカッコをつけたいところですが(笑)

超初心者の方にも焦らずカンタンに決められてしまうと言う、
(微妙、、、と思いながらも)素晴らしいドライブ、、、

実際管理人も試して見たことありますが一寸慣れれば簡単^^;
初心者のにはひとつの壁な離着岸のわずらわしさを取り除き、
マリンレジャーの裾野を広げてくれる、
素晴らしい装備では無いかと思います。。。


(個人的には普通のリモコンが好きですけどね、、、笑) 

で、ここからは手を抜いて各社のリンクをはって置きますが(爆)

ボルボ IPS  ← ペンタジャパンのサイトに無いのね、、、   
マークルーザー ゼウス   アクシアス  ← 動画アリ。。。

ここで、プロペラのお話にやっと近づく推進効率に戻りますと^^;
下に、この手の推進装置で管理人的に一番効率の良さそうな、
ボルボのIPSドライブを再び出しますが、 ← 他社品の宣伝面白くないなぁ、、、

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何が他社と違うかというと、
ポッドドライブの登場で大型船市場では客船などに多数採用されている、
牽引式のデュオプロを小型船市場に持ってきたことでしょうか、、、
ようは、プロペラを前向きにした事によって、
普通のインアウトやシャフト船と違い、
『荒れていない』水をプロペラが掴めるので、 ← 言い回しが難しい^^;
推進効率、スピード、加速性、燃費、騒音を素晴らしく改善したことですね(^^)
(細かな数字は上のリンクをよく読んでください。。。)

そして、あくまで管理人的な考えでもうひとつ言いますと、
プロペラの後ろには負圧が生まれて大きな抵抗になるので、
もう一寸排気を前に出してプロペラ直後の推進流に混ぜたほうが、
更に効率が上がるのではないかと^^; 

ま、既に素晴らしく高効率なのでどうでもよいかも知れませんけどね^^;

っと言う感じで他社品の大宣伝をしてしまいましたが、
プロペラのお話で効率を求めているので、
本日はお許しをm(__)m

ちなみに、ヤンマーも20年近く前から本日のような内容は研究されてるらしいですが、
ここではこれ以上書けませんのであしからず( ̄∀ ̄*)ニヤリッ

つうか、簡単に打ち終えるはずだった本日もクドクドと長文、、、第4回に中々進みませんね、、、


ヤンマーマリーナ

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